伊藤氏は在任期間中、QVCジャパンの事業運営および組織基盤の強化に取り組み、企業価値の向上に尽力してきた。特に、商品カテゴリーの強化と顧客体験の向上に注力し、ジュエリーおよびヘルスフィットネス領域の成長に貢献した。
マルチプラットフォーム戦略も推し進め、従来のテレビ通販に留まらず「ライブ・ソーシャルショッピング」を日本でも展開するなど、新たな顧客接点の拡大に取り組んだ。
2025年9月には美容・健康領域の統合型サービス「Kirei Mirai(キレイミライ) by QVC」を立ち上げ、情報コンテンツやAI診断などを通じて体験価値の拡充を図ってきた。
伊藤氏の退任に伴い、グレゴリー・ベルトーニ氏は、「伊藤のこれまでの貢献に、心より感謝申し上げる。私は2023年までの28年間にわたりQVC Groupに在籍し、米国、英国、イタリア、中国での勤務を経て、QVCジャパンにおいては2017年12月1日から2023年3月31日までCEO職を約5年間務めた。これまで培ってきた知見を生かしチームと緊密に連携しながら、事業運営の継続性と意思決定の一貫性を確保し、信頼されるショッピング体験の提供に尽力していく」との方針を示した。
