「ユニマテ」などのサプリメントを展開する外資系ネットワークビジネス(NB)企業のユニシティ・ジャパン(本社東京都、スチュワート・ヒューズCEO)は、「生涯動ける体」を作るための筋肉戦略に注力している。今年発売を予定しているのが、新製品「ストロングホールド」だ。同社の国内生産へのシフトや、不安定な世界情勢への対応などについて、同社のセールス&マーケティングディレクターの手塚幹夫氏に聞いた。
ダイエットの課題を解決する
──今年、新製品のサプリ「ストロングホールド(Stronghold)」を発売予定だ。製品の特徴は?
「ストロングホールド」は、われわれが提唱する健康戦略のミッシングピース(欠けていた欠片)を埋める、極めて重要な製品だ。現在のサプリメント市場はプロテインブームに沸いているが、プロテインはあくまで筋肉の「材料」に過ぎない。
それに対し、「ストロングホールド」は「筋肉を効率よくつける」こと、そして何より「筋肉を落ちにくくする」ことに特化した、次世代のアプローチを採用している。
当社では現在、断続的なファスティングを取り入れた「フィールグレート」というプログラムを展開しており、多くのメンバーが大きなダイエット成果を出している。
ただ、その過程で「体重は減ったが、同時に筋肉量も落ちてしまった」という課題に直面するケースが出てきた。
筋肉が減少すると、基礎代謝が低下し、リバウンドしやすい体になるだけでなく、活力そのものが損なわれてしまう。
「ストロングホールド」には、クレアチン、HMB、L―ロイシンという、エビデンスに基づいた三つの主要成分を独自の比率で配合している。
これにより、健康的に痩せながらも、強くしなやかな体を維持することが可能になる。
──愛用者にとっては、既存のプログラムに加えて強力なツールになるか?
その通りだ。味もマンゴーピーチ味で非常に美味しく仕上がっている。
プロテインを摂取している人でも、プラスアルファのブースターとして取り入れていただける。
運動習慣がある人はもちろん、加齢による筋力低下を気にする層にも、自信を持って提案できる製品となっている。
主力製品の国内復活
──新製品の一方で、かつてのベストセラー製品の復活も予定していると聞いた。
販売個数でダントツのナンバーワンだった「スーパーグリーンプラス」が、4月から、国内生産モデルとしてリニューアル販売を開始する。
成分変更の関係で約1年半、日本での取り扱いが止まっていたが、多くのメンバーが復活を切望していた。
──この製品が人気の理由は?
圧倒的な「体感」と「視覚効果」だ。桑の葉由来のクロロフィル(葉緑素)を主成分としたこのパウダーは、水に溶かすと鮮やかな緑色になる。
この「緑色の水」を飲んでいることが、周囲との会話を生み、ビジネスの現場では最高のスポンサリングツールになっていた。
今回から、日本のベンダーで製造を行うため、パッケージにも「メイド・イン・ジャパン」であると表示している。日本の消費者、特にシニア層の人たちには、この信頼感は非常に大きく響くだろう。
われわれとしても国内生産によって在庫のリカバリー速度を劇的に向上させることができた。
物流コスト高騰への「防衛」
──避けては通れない課題である原油高や物流コストの影響について聞かせてほしい。
現在の世界情勢は非常に厳しいものがある。原油価格の高騰は配送コストに直撃し、さらにホルムズ海峡の情勢不安などが重なれば、原材料の調達コストも跳ね上がるだろう。これは当社一社の問題ではなく、健康食品業界全体の大きなリスクだ。
「国内生産へのシフト」が最大の防衛策となると考えている。
海外からの輸入に頼りすぎると、輸送費だけでなく為替の影響もダイレクトに受けてしまう。
日本国内で作り、日本国内で流通させる。この比率を高めることにより、コスト変動の波を最小限に抑え、メンバーに安定した価格と供給を約束したい。
厳しい状況ではあるが、この逆風を「メイド・イン・ジャパンによる品質向上と安定化」という好機に変え、2026年を飛躍の年にしていきたい。
