家電のECサイトを運営するストリームの2026年1月期のインターネット通販事業の売上高は、前期比8.7%増の315億8300万円だった。社内コミュニケーションを活発化したことで、販促の精度や実行速度を大幅に改善したことなどが奏功した。市村智樹社長は、「予想を上回る増収だった」と話す。
市村氏が社長に就任してから、社員と交流を図る日報制度の改革を行った。現場の課題や提案を即座に経営判断に反映する体制を作ったことで、販促策の精度とスピードが向上した。
「自社ECサイトだけでなく、モール内の対策も当てはまる。価格やポイントだけに頼らず、きめ細やかな顧客対応だったり、今までにない販促も実施した。SEO対策や広告運用など、単に費用をかけるだけではなく、効率的に運営することを目指した」(営業本部販売統括部部長・塔本政弘氏)と説明する。
商品数の品ぞろえの拡充にも注力している。2025年11月にはシャディと事業提携契約を締結し、ギフト商品の取り扱いも開始した。家電以外の取り扱いを開始し、新規顧客獲得につなげている。
カテゴリ別の売上増減率では、家電が同0.8%増、パソコンが同19%増、周辺機器・デジタルカメラが18%増となった。
「カメラ、交換レンズ及びVR端末の販売が好調だった。また、パソコンに関しても、周辺機器も含めての販売が好調だった」(塔本氏)と話す。
今後は売れ筋商品を中心に、家電以外の商品ジャンルの拡充にも積極的に取り組んでいく。
「新規事業の創出にも注力していく。現在、私の中にはいくつかの案があり、近い将来、形にしていきたいと思っている」(市村社長)と意気込みを話す。
ビューティー&ヘルスケア事業の売上高は、同5.2%減の8億3100万円、営業利益は同65.9%減の2600万円だった。