化粧品訪販のアイビー化粧品は3月27日、熊本県で開催された日本薬学会第146年会において、皮膚のシミ改善や皮膚疾患の治療に寄与する新たな研究成果を発表した。慶應義塾大学など4大学との共同研究によるもので、メラノサイト(色素細胞)とマクロファージ(免疫細胞)の相互作用を標的とした革新的なアプローチとして提示した。
アイビー化粧品によると、従来のシミ対策は、表皮におけるメラニン合成の抑制が主流であったという。
今回の研究では、肝斑(かんぱん)や後天性真皮メラノーシス(ADM)などの慢性的な色素沈着において、真皮に蓄積したメラニンを処理するマクロファージの機能低下が深く関与している点に着目した。
通常、マクロファージはメラニンを貪食・分解する役割を担うが、過剰に摂取した状態(メラノファージ)では、分解能や遊走能が低下し、かえって色素沈着を停滞させるという。
研究グループは、このメカニズムに関わる特定の転写因子を標的とすることで、成果を報告した。
今回の知見は、一般の化粧品や医薬部外品によるシミ改善にとどまらず、肝斑やADM、悪性黒色腫(メラノーマ)といった難治性の皮膚疾患に対する新規治療法の開発にも大きく貢献すると期待されるとしている。
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