今回の法改正では、これまで「暫定目標値」にとどまっていたPFOSとPFOAが、より強制力の強い「水質基準項目」へと引き上げられる。背景には、国内242地点での基準値超過や、米国の基準値設定といった世界的な規制強化の流れがある。
水道水だけでなく、食品衛生法の改正により、ミネラルウォーター類にも同様の基準が整備される。これにより、飲料水全体でPFAS対策が必須となる「規制強化時代」が幕を開ける。
説明会で登壇した同社商品部の安斎太郎部長は、PFASは煮沸や紫外線処理では除去が困難であると指摘。その上で、微細な不純物を取り除く「RO膜(逆浸透膜)」が、ナノレベルのウイルスや放射性物質、PFASの除去に極めて有効な技術であると解説した。
同社では、法改正に先駆け第三者機関によるPFAS検査を実施しており、これまでに検出例はないという。
クリクラビジネスカンパニーの川上裕也取締役は、「水の安全性を見直すべき転換点。見えないリスクに向き合い、正しい理解を広めていきたい」と述べ、品質管理の徹底を強調した。
