国際情勢や円安、労働人口減少に伴うコスト上昇および、2024年問題への対応の必要性を背景に、ヤマト運輸からの配送運賃の値上げ要請を受け入れることにした。値上げ幅については非開示としている。
配送コストが上昇するものの、収益性を維持するために三つの対応策を講じる計画だ。一つ目の対策は、自社努力による他コストの削減を推進する。
二つ目の対策は、「ゆっくり配送」の導入だ。「ゆっくり配送」とは、複数回注文した顧客の配送を一つにまとめることで、配送コスト上昇の影響を緩和させる取り組み。2024年3月からテスト運用を開始する予定だという。
三つ目は顧客向け送料ポリシーの変更だ。現在、1注文当たりの送料は税込250円、即日配送手数料は税込350円としている。今後、顧客向けの送料の値上げを検討する。
同社は2022年8月に送料を税込210円から税込250円に値上げしていた。