ワールド、2023年4-12月期EC取扱高は2.4%増 アプリ改善、OMO活動を強化

ワールドの2023年4-12月期（第3四半期）の決算におけるEC取扱高は、前期比2.4%増の341億8700万円だった。EC化率は20.77%で、前期比0.47ポイント減となった。EC事業においては、「アプリの機能改善」「OMO活動の強化」に注力した。
　
同社の2023年4‐12月期の全体の経営成績は、増収増益で着地した。

今期は、ワールドが2023年5月8日に公表した中期経営計画の初年度にあたる。中計の達成に向け、着実に前進しているという。

利益面においては、課題としていた、端境期のMD改善を進めたとしている。店舗・ECの両販路において、残暑や暖冬などの気温変化に対応し、販売掛け率を細かくコントロールした結果、売上総利益率は60.2%と、前年同期差0.9ポイント改善したという。

自社EC事業の運営においては、「アプリの機能改善」「OMO活動の強化」を行っているとしている。

こうした取り組みを背景に、直営店舗とのシームレスなサービス改善を推進しているという。