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2026.04.06

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【化粧品メーカーの健康食品】ナガセビューティケァ、主力飲料の出荷数が前年比63%増 ペットボトルで軽量化し販売力強化

生産開発本部食品企画グループリーダー・浅井美絵氏

化粧品・健康食品訪販のナガセビューティケァ(本社東京都、鳥江孝治社長)が展開する健康ドリンクが、リニューアル後に大きな伸長を見せている。主力商品である「ナガセ BMロイヤル ドリンク」と「ナガセ ベルマッシュ ドリンク」の出荷実績は、リニューアル後のキャンペーンにおいて前年比でBMロイヤルドリンクが約133.4%、ベルマッシュドリンクが約163.6%を記録した。従来のガラス瓶からペットボトルへの変更による軽量化や、味の改良が、顧客や販売員から高く支持されている要因だ。


配送重量7.2キロ削減


同社は2025年7月1日、40年以上の歴史を持つ健康食品シリーズのドリンクタイプ2種をリニューアル発売した。さまざまな改良点がある中で、容器の刷新も大きな変更点となっている。

従来の瓶から、国内でも製造可能なメーカーが限られる常温保存可能なペットボトルへと切り替えた。

この変更により、容器単体で約42%の軽量化を実現。販売現場では、100本単位(10本入り×10箱)の配送において、全体で約7.2キログラムの重量削減に繋がったという。

シニア層が多い顧客や販売員にとって、「持ち運びが楽になった」「ゴミ出しが簡単」「開けやすく、けがの心配がない」といった利便性の向上が、販売力の強化に直結している。


「カウンセリング提案」重視


販売現場では、ビューティコンサルタント(販売員)による、顧客一人一人の悩みに合わせた「カウンセリング提案」を重視している。基本のからだ作りには顆粒タイプを継続しつつ、顧客の体調の変化やライフスタイルに合わせ、ドリンクを併用するスタイルを提案。即効性のあるビタミンB2などを配合したドリンクならではの「体感の早さ」を伝えることで、既存の愛用者からも高い評価を得ている。

近年の市場調査に基づき、1本500円以上の高単価ドリンクに関心を示す30代の顧客層の存在も見えてきた。同社では、主な顧客層への提案を軸としながら、娘の夫など既存顧客の家族への紹介をきっかけに、こうした層への拡がりも期待している。

対面販売ならではの信頼関係を軸にした新規客層の開拓を進めていった。


苦味抑え「継続性」向上


中身の処方も進化させた。両商品ともに、ホメオスタシス(生体恒常性)に着目し、身体本来のバランスを整える独自設計を継承しつつ、製造工程の工夫で独特の苦味を低減。毎日続けやすい美味しさを追求した。

「BMロイヤルドリンク」は発酵オタネニンジンやローヤルゼリーを配合し、質の高い休息をサポートする。「ベルマッシュドリンク」は発酵霊芝やエラスチン、ハーブエキスを凝縮し、巡りや冴えを支援。「ベルマッシュドリンク」はカロリーを従来比約65%オフの12キロカロリーまで低減し、健康志向のニーズに応えた。


▲「ナガセ BMロイヤル ドリンク」と「ナガセ ベルマッシュ ドリンク」


徹底した品質管理


同社では、自社の厳しい基準に基づき、委託先の製造工場に対しても最長5年以内に必ず直接監査を実施している。GMP認定工場での製造に加え、現場の管理体制を直接確認することで、訪問販売の根幹である「信頼」を支える品質管理を徹底している。

環境への配慮としてパッケージにFSC認証紙を採用するなど、次世代を見据えた製品展開を加速させる方針だ。

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