白アリ防除施工のアサンテの2023年4‐12月期(第3四半期)の連結売上高は、前年同期比3.7%減の16億8400万円だった。アサンテによると、物価上昇が顧客の購買意欲を抑制する厳しい状況が続き、減収を余儀なくされたとしている。
アサンテの2023年4-12月期における営業利益は、前年同期比35.2%減の8億5900万円だった。前年同期比で4億1400万円の減益になったとしている。販管費や人件費が前年を上回ったことが減益につながったようだ。テレビCMなどの費用に充てた販管費は、前年同期比1億6000万円増加した。人件費については、同2400万円増加したとしている。
一方、材料費や労務費は、前年同期比で減少したという。
アサンテでは11月7日、アドバンテッジアドバイザーズと事業提携契約を締結。資金調達を行った。アサンテが重点戦略として掲げる「営業基盤・体制の強化」「生産性の向上」において、高度なノウハウと推進力、豊富な実績を有するアドバンテッジアドバイザーズと事業提携することによって、業績向上のための施策の検討や、着実な実行を積極的に推進するとしている。