ネットワークビジネスでハーブティー「ジェイソン・ウィンターズ・ティー(以下JWT)」を販売しているイオスコーポレーション(本社東京都、石川雄志社長)は、2025年12月期の売上高が前期比5.1%増の32億8000万円となったことを明らかにした。健康食品の売上高は前期比4.4%増の27億4500万円だったという。「ナトラプロテイン」の売り上げは前期比で約30%増になったとしている。石川社長に話を聞いた。
──3月14日に、イベント「EOS NEXT ONE(イオスネクストワン)」が開催された。前日には、映画の上映会もあったと聞くが?前日には、BP以上の、200人超の会員に、40分バージョンの映画を見てもらった。「JWT」の開発者である故・サー・ジェイソン・ウィンターズ氏(以下ジェイソン氏)に会ったことがないという会員もおり、実際にしゃべっている姿に感銘を受けていた。我々が伝えてきた、ジェイソン氏のありし日の姿が、決して誇張ではないことを分かっていただけたのではないかと思う。改めて「JWT」のストーリーや思いが伝わったと感じた。
──イベント会場には、障害がある会員も来場していた。石川社長自身が、人知れず障害者のことを気遣う姿が印象的だった。 当社の会員には、障害がある人も、ろうあの人もいる。イベントでは、障害者手帳をお持ちの人や子どもについては入場無料としていた。ろうあの人だけでも十数人来られたのではないか。手話通訳の人も3人お願いし、できるだけ楽しんでいただけるようにした。
──イベントでは、愛飲者として、著名人も紹介されていた。会場には、国立大学の准教授も来ていた。そうした学識のある方々も、「イオスのお茶は不思議」「とても大切」と言ってくださる。「イオスはコミュニティーが良い」と言ってもらうこともある。
──2025年12月期の売上高について聞きたい。売上高は前期比微増の32億8000万円だった。健康食品の売り上げは27億4500万円だった。
──業績の要因は?米国からの輸入品は為替の影響を受けた。一方、国内製造品である、化粧品「アロマシア」シリーズや、「ナトラプロテイン」、独自のアプリ連動フィットネスバイク「e-Homebike(イーホームバイク)」の販売が伸びた。特に「ナトラプロテイン」は前期比30%の増収となった。
──伸びた要因は?「ナトラプロテイン」は、大豆プロテインと動物性のプロテインの両方を配合しており、互いの弱点を補えるのが特徴だ。動物性プロテインとしては、グラスフェッドの牛のWPI(ホエイプロテインアイソレート)を使用。WPIでは、糖質・脂質が極力カットされており乳糖不耐症にもなりにくい。こうした特徴がしっかりと会員に浸透。「イオスのプロテインは特別」ということが伝わったと捉えている。
──化粧品「アロマシア」が伸びた要因は?オンラインセミナーをやるようになり、しっかりと魅力を伝えられるようになったことが大きい。
当社では、社内資格制度として「アロマシア検定」を運営しており、その上位資格として、難度の高い「スキンケアコーディネーター」も設けている。「アロマシア検定」の合格者は683人、「スキンケアコーディネーター」は29人となっている。専門知識を備えた人がいることも化粧品が伸びた要因の一つだろう。
商材ごとにアンバサダーを置いていることも、会員の商品理解が進む要因となっている。例えば、こだわりを持つ農業生産者と消費者をつなぐオンラインプラットフォーム「あさいち」の新アンバサダーにはこのほど、日本料理の料理人である脇宮盛久氏に就任してもらった。
──今後の方向性についても聞きたい。当社では「健康をトータルでサポートする企業としてさまざまな社会課題に対応していく」方針を掲げている。お茶だけでなく、水、食べ物、運動を含め、トータルな健康サポートを展開していく。そのために、各プロジェクトを活性化していく。イオスの商品群は「売れればいい」ではない。「健康」「喜び」「調和」を実現できる商品構成にしている。そのため、時代が必ず我々の後押しをしてくれると考えている。それに応えられる基盤づくりを進めていく。