電位治療器の体験販売を手掛ける白寿生科学研究所(本社東京都、原浩之社長)は、電位治療器「ヘルストロン」の展開と並行して、食物繊維のサプリ「ササロン・アルカロン」や、カルシウムドリンク「カルロン」などの健康食品を展開している。全国に展開する体験型店舗「ハクジュプラザ」を通じて、対面でリアルな健康ニーズをくみ取ってきたという。原浩之社長と中村勇二食品開発部長の両氏に、独自理論に基づく食品開発のこだわりと、地域コミュニティーにおける「ハクジュプラザ」の役割などについて、詳しく聞いた。
電位治療器を補う栄養素
──「白寿」における健康食品の立ち位置とはどのようなものか?
原:私たちは、「ヘルストロン」によるアプローチと、食事によるケアを「両輪」と考えている。電位治療器は、「頭痛、肩こり、不眠症、慢性便秘の緩解」の4つにアプローチできるが、肝心の栄養素が不足していれば、真の健康は得られない。
当社の主力製品は、創業者がその重要性を説いた「カルシウム」と「熊笹(クマザサ)・海藻」だ。
中村:60年以上前、まだ「腸内フローラ」という言葉が一般的になる前から、私たちは腸内における食物繊維の重要性に着目してきた。例えば「ササロン・アルカロン」は、クマザサと海藻由来の食物繊維を豊富に含んだ製品だ。
カルシウムについては、単に量を摂るだけでなく、マグネシウムとのバランスが重要であることを訴えている。
最近では、このカルシウムとマグネシウムをバランスよくとることがよく言われるようになった。
原:私たちの食品開発は、他社と差別化できる独自発想から生まれている。
「クマザサ」はアミノ酸スコアが100となっているなど、エビデンスに基づいた「本物」として、納得感を持って摂取していただけることを大切にしている。
──御社は、全国で展開する「ハクジュプラザ」で健康食品を提案している。「ハクジュプラザ」に来店する顧客に対面でヒアリングして提案できるところが強みだと考えるが?
原:その通りだ。
私たちのビジネスは、単に「ヘルストロン」という機器を売るだけではない。店舗を常設し、同じ場所で地域住民と顔を合わせ続けている。
お客さまが安心して来店してお話ができるコミュニティーを作ることで、安心と信頼感を持ってもらう。一度購入してもらったお客さまには、その後の生活もフォローしてQOLを高めていく。
他社の電位治療器の体験販売では、数カ月で体験会場を移動するケースも少なくないが、当社は常設にこだわっている。
人間の身体には、本来あるべき自然な状態にバランスを保とうとする力が備わっている。私たちが大切にしているのは、身体を本来の健やかな状態に戻し、日々の暮らしの中で整えていくセルフケアの考え方だ。時間がかかるからこそ、一生寄り添う覚悟を持っている。
「コンプライアンス」を徹底
──店舗では、店長がお客さまに健康アドバイスと商品の提案を行っている。どのような提案を心掛けているのか?
原:当然、われわれは医療機関ではない。「治る」という言葉は厳禁であるということは、常日頃から徹底して伝えている。コンプライアンスは極めて厳格に管理している。
店長には、お客さまの課題をヒアリングしたとしても、診断行為に踏み込まず、あくまで一般的な「健康のインフラを整えるためのアドバイス」に徹するよう教育している。
全国の店長同士のネットワークもあり、お客さまへの提案方法や成功事例、相談対応のノウハウを共有し合う体制ができている。
──お客さまからはどのような悩みが多いのか?
中村:「ハクジュプラザ」には、年配のお客さまも多いことから、膝や腰の痛みを訴える声が少なくない。
私たちは、健康食品などをご紹介しながら、それぞれのお客さまに応じた生活習慣全体への助言を行っている。現在、3人の管理栄養士が在籍している。
──現在、海外事業が非常に好調だと聞いている。
原:特に韓国が非常に伸びている。
韓国では、家庭用でも日本より高い出力の機器が認可されているなどの背景もある。韓国独自の提案方法として、「商品をご購入いただければ、店舗でよりグレードの高い商品を体験できる」というインセンティブを提案している。
それによって、ユーザーが新しい顧客を紹介する好循環が生まれている。日本を追い越すような勢いがある。
──今後の健康食品の開発の方針について聞きたい。
当社では現在、5品目の機能性表示食品をラインアップしている。3年以内に10品目程度まで増やしたい。
