フェリシモ、2026年2月期 定期便売上2.9%減
フェリシモの2026年2月期の定期便事業の売上高は、前期比2.9%減の260億3400万円だった。ウェブ上での顧客とのエンゲージメントの強化、大阪・関西万博出店などのリアル店舗業態開発を積極的に進めたが、延べ顧客数が当初の想定を下回った。顧客数は同3.8%減少した。
定期便事業は顧客数、購入単価、購入頻度を主要なKPIとして計測している。2026年2月期においては、延べ顧客数、顧客1人当たりの購入頻度(回数)は減少したが、平均購入単価は増加した。
購入単価については、残暑が想定よりも長く続いたことや低価格帯の商品の顧客獲得が伸長した影響などもあり、下半期はやや苦戦したという。ファッションカテゴリーにおいて、主力ブランドが年間を通じて好調に推移したことにより、平均購入単価は前期比2.5%増加した。
顧客1人当たりの購入頻度は前期比0.9%減少した。購入頻度の高い顧客の構成比は前期を下回ったが、継続購入率が比較的高い戦略商品や手作り系商品による顧客獲得が好調に推移したこともあり、購入頻度の低い顧客の構成比は前期を上回ったという。
2027年2月期は、増収増益の常態化を実現する極めて重要な実行年と位置付けている。定期便事業の抜本的強化と次世代事業の創造を両輪として成長軌道をけん引することを目指した事業活動に取り組んでいく。
定期便事業の強化では、合理性や効率性が重視される現代社会に対して、コストパフォーマンスや利便性のみを訴求する事業とは一線を画した共感主導型マーケティングを徹底していく。創造力と高い熱量を持つ生活者が集う特定の市場に対して、自社独自の企画を注入しながら能動的なアプローチを展開して、顧客数の拡大を図る。
さまざまなコンテンツやIPとのコラボ企画で新たな顧客接点を創出する。デジタルメディアとコンテンツを通じて、「お客さまの365日」を彩る経験価値を拡張し、顧客継続率の向上を図りたい考えだ。
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