「自責」と「自己開示」
合宿の柱は、自分の人生を年代別に棚卸しし、当時の出来事や感情を精査するワークだ。特に「嫌なことがあった際、他者のせいにせず自らの課題として捉える(自責)」という観点を重視。チームや1年上の先輩に対し、納得がいくまで自身の内面をさらけ出す「自己開示」を行うことで、一人の人間として自律する心を養うという。
合宿を終えた新入社員からは、深い自己変革の声が上がった。
今井綺星(キララ)さん(22)は、以前から「友人関係が長続きしない」という悩みを抱えていたという。合宿での対話を通じ、自分を守るために周囲に壁を作っていた「自己防衛」の姿勢に気づいたという。「自分から心を開く大切さを学んだ。寄り添える人間になりたい」と前を向く。

▲新入社員の今井綺星(キララ)さん
中学時代に陸上競技で県ベスト5の実績を持つ瀬崎知賢さん(22)は、挫折による自信喪失に苦しんでいた。結果至上主義に縛られ、自分を責め続けていたが、合宿で仲間や江中社長から「もっと自分を褒めていい」と助言を受け、心の障壁(アンカー)を払拭。「本当の自信を取り戻せた」とはにかんだ。

▲「入社前合宿」の様子
「迷わず量を選べ」
入社式で登壇した佐々木洋寧会長は、「今日からはお金を払って学ぶ学生ではなく、満足を提供してお金をいただくプロだ」と厳しくも温かい言葉を贈った。
成長の指針として「質と量で迷ったら、躊躇なく量を選びなさい。スピードを上げた熱い量が失敗を検証させ、改善を生み、それこそが成長になる」と強調。情報過多な現代において、SNSやAIの情報に頼るのではなく、自らの足で稼ぐ「リアルな体験」を積むよう求めた。
