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2026.04.24

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化粧品

ディーエイチシー、競合・部署の垣根越え支援 経済困難者向けに化粧品の余剰在庫を梱包

「コスメバンクプロジェクト」梱包作業の様子

化粧品・健康食品大手のディーエイチシー(DHC、本社東京都、宮崎緑社長)は4月21日、経済的困難を抱える女性に化粧品を贈る「コスメバンクプロジェクト」の梱包作業を、自社施設で実施した。今回の活動には、同社の宮崎緑社長をはじめ、マーケティングや経理など複数の部署が参加。競合他社であるロート製薬やコーセーの社員を含む延べ40人が梱包を行った。部署や競合の垣根を越え、計2000セットのギフトを一つ一つ手作業で箱詰めした。

同プロジェクトは、(一社)バンクフォースマイルズ(事務局東京都、山田メユミ代表理事)が運営している。美容業界で年間5000億円以上にのぼる余剰在庫を有効活用し、経済的理由などで化粧品を手に取れない女性たちに、スキンケアやメイク品の詰め合わせを「ギフト」として届ける取り組みだ。

DHCは2024年から同プロジェクトへに参画し、自社で梱包するのは2回目となる。参画当初はDHCの社員3人で活動していた、今回は公募により研究や財務など多様な部署から参加者が集まったという。


▲宮崎緑社長

宮崎社長は取材に対し、「ギフトを送った人から直接感謝の言葉が届く機会。普段の業務では実感しにくい『社会への貢献感』や『仕事への誇り』を、社員が心から実感できる」と話した。

ライバル企業との共同作業についても「この場では社会課題に挑む仲間」と述べた。

プロジェクトのギフトは年2回、全国のNPO団体や自治体を通じて配布される。特に母の日がある春夏や、孤独感を感じやすい年末年始に届けられるという。受け取った女性たちからは多くの感謝の声が寄せられているそうだ。

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