適切な価格を念頭に
アサンテは、現時点で資材不足によるサービス提供への支障はないとしている。
懸念される石油製品高騰に伴う施工価格への転嫁についても、「現時点で値上げの予定はない」と回答した。
同社は適切な価格設定について常時検討を続けているものの、当面は従来の供給体制と価格水準を維持するとしている。
一方、住宅設備を幅広く扱うA社は、より警戒を強めている。
大手住設メーカーの新規受注停止の発表を受け、今後の商品不足を見越し、当面の間、キッチンや浴室といった「水回り商材」の積極的な提案を控える可能性があると話した。
代替策として、供給の影響が比較的少ない他商材を中心とした営業活動へシフトするとしている。
特定のメーカーに依存せず、他社商材の採用も視野に入れるなど、供給の偏りに備えた調達先の多角化も示唆している。
ウォーターサーバーと水ボトルの宅配の訪販も明暗が分かれている。ある大手水宅配企業では、水ボトルの供給に不安はないものの、水ボトルに使用するキャップについて、長期的に供給不足や値上げにつながる懸念を示唆した。
別の水宅配大手では、当面はプラスチックボトルの原料は十分に確保しているとしているが、不安定なイラン情勢が長期化した場合、調達を再検討するといった可能性があると話した。
