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2024.02.09

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消費者庁、糖質カット炊飯器に根拠なし ニトリなど4社に措置命令

ごはんの糖質を減らせるとうたった「糖質カット炊飯器」について、通常の炊き方で糖質を約半分に減らせるとした表示は、景品表示法の優良誤認にあたるとして、消費者庁は2月8日、ニトリなど4社に再発防止などを命じる措置命令を出した。

命令を受けたのはニトリ、Areti(アレティ、本社東京都)、リソウジャパン(本社東京都)、AINX(アイネクス、本社東京都)の4社。昨年から、自社ECサイト、出店するモールサイト、クラウドファンディングサイト、店頭などで糖質カット効果を表示していた。

ニトリは公式通販サイトと楽天市場店、店頭POPで「いつものごはんが低糖質でおいしくヘルシーに」「糖質約48%カット」などと記載していた。

4社は消費者庁の求めに応じ、表示の根拠となる資料を提出したものの、いずれも合理的な根拠とは認められなかった。これを受け、消費者庁は再発防止策に講じ、役員や従業員に周知徹底することを4社に命じた。

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