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2026.04.24

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健康食品原料メーカー

ユーグレナ、「免疫」のユーグレナ事業を譲受 神鋼環境ソリューションから

微細藻類ユーグレナを活用した事業を展開するユーグレナ(本社東京都、出雲充社長)は、神鋼環境ソリューション(本社兵庫県、奥村英樹社長)が手がけるユーグレナ「EOD-1株」関連事業を譲り受けることで合意した。譲受予定日は2026年5月上旬。神鋼環境ソリューションは、ユーグレナを素材とした機能性表示食品で、「免疫の維持」を表示する製品の届け出が受理されていた。

ユーグレナはこれまで、石垣島での屋外培養による栄養豊富な「緑のユーグレナ」を主軸としてきた。一方、神鋼環境ソリューションが開発した「EOD-1株」は、屋内タンク培養により成分のパラミロン(食物繊維の一種)を70%以上含有し、「金のユーグレナ」として免疫や疲労感軽減の研究が進められてきた。

今回の事業譲受により、同社は「栄養の厚み」と「機能性の強さ」という双方の強みを統合する。現代人が抱える免疫・疲労・睡眠・ストレスといった複合的な健康課題に対し、複数の効能を持つ「マルチ機能性素材」としてパラミロンの価値を広く提供する狙いだ。

譲受対象となるEOD-1株由来パラミロンは、食物繊維を関与成分とする免疫維持の機能性表示食品として日本で初めて受理された実績を持つ。自然免疫と獲得免疫の両面への作用が示唆されており、学術的価値も高い。同社はこれらのエビデンスを自社の研究基盤に取り込み、知的財産や商標(「EOD-1」「金のユーグレナ」等)も承継することで、BtoB(原料販売・OEM)およびBtoC(自社商品)の両輪で事業を拡大する。

同社は譲受後、神鋼環境傘下のミカレア社が展開していた商品の代替品開発を進め、半年以内を目途に市場へ投入する方針。屋外と屋内の両培養技術を併用することで、品質の安定化と競争力の向上を図り、機能性食品市場でのさらなるシェア拡大を目指す。

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