
▲「木の文化継承プロジェクト」
アサンテは1970年創業で、シロアリ対策や「総合ハウスメンテナンスサービス」を半世紀以上にわたり提供してきたと説明している。日本の歴史的建築物や文化財の多くが木造であることから、シロアリ被害のリスクが常に存在するとし、定期的なメンテナンスの重要性を訴えている。2025年からは「木の文化継承プロジェクト」を開始し、歴史的木造建築や桜の名所をシロアリなどの害虫から守る活動を進めているという。
杭全神社は、貞観4年(862年)創建と伝えられる歴史的な神社である。境内には本殿、拝殿、瑞鳳殿の三棟が国指定重要文化財として現存している。日本で唯一現存する「連歌所」も有し、地域の文化財として高い価値を持つとされている。
今回の「シロアリ防除施工」では、まず「シロアリ探知犬」による生息調査が実施された。調査の結果、本殿と拝殿ではシロアリの生息は確認されなかったため、予防施工が行われた。一方、瑞鳳殿では過去の被害に加え、進行中のシロアリ被害が確認されたため、駆除施工が実施された。床下の高さが約20cmと狭い環境下で、アサンテの専門チーム「シロアリバスターズ」が対応したという。さらに、「クビアカツヤカミキリ」から桜の木を守るための薬剤処理も行われた。

▲アサンテのシロアリ防除プロフェッショナル「シロアリバスターズ」

▲シロアリ探知犬による拝殿の調査

▲祠のシロアリ被害

▲窓枠のシロアリ被害

▲床下の蟻道
杭全神社の禰宜・藤江寛司氏は、同神社が木々に囲まれているため、シロアリ被害が定期的に発生してきたと述べている。文化財建造物の施工には慎重さが求められるが、今回の施工では被害箇所を確認しながら必要な場所に薬剤を注入するなど、丁寧な対応が行われたと評価している。また、「シロアリ探知犬」による調査の精度の高さや、非破壊での確認、専門家による的確な対応に安心感を得たと述べている。

▲コンクリートの土壌注入処理(瑞鳳殿)

▲床下の吹付処理

▲拝殿の吹付処理

▲桜のクビアカツヤカミキリ駆除作業

▲コンクリートの上に敷かれた養生板の蟻道
日本で建物に被害を与える主なシロアリは「ヤマトシロアリ」と「イエシロアリ」の2種類とされている。「ヤマトシロアリ」は4月から5月、「イエシロアリ」は5月から7月に羽アリとなって飛び立つため、この時期に被害に気づくことが多いという。アサンテは、シロアリ被害のリスクや対策の重要性について広く啓発し、家屋の長寿命化や地球環境保護にも貢献することを目指していると説明している。

▲羽アリとなって飛び立つシロアリ

▲シロアリ被害にあった床下の木材
※本記事の制作にあたってAIを活用しています。
