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2026.05.15

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ZOZO、2026年3月期 GMV、純利益が過去最高 非ファッションと海外で次の成長へ

(写真左から)澤田宏太郎CEO、栁澤孝旨CFO

ZOZOの2026年3月期における商品取扱高(GMV)は、前期比8.4%増の6660億3500万円だった。ZOZOTOWNとヤフーショッピング店のGMVが計画を上回り、全体の成長を押し上げた。非ファッション領域や海外展開に注力し、成長を加速する方針も発表した。

営業利益は同7.1%増の693億6600万円、純利益は同5.7%増の479億2600万円だった。商品取扱高、営業利益、純利益において過去最高実績を更新した。ZOZOTOWN事業では、冬の本セールが伸長したほか、WEB広告やテレビCMなどの大型販促が売り上げを押し上げた。ZOZOTOWN事業の商品取扱高は同5.0%増の5166億1300万円だった。

「新規獲得と休眠顧客の掘り起こしが想定以上に進み、顧客基盤が拡大した。特に2026年1―3月期(純第4四半期)は、販促施策が奏功して新規流入が大きく伸び、年間購入者数の押し上げに寄与した」(栁澤孝旨CFO)と話した。

ZOZOTOWNの年間購入者数は1317万人となった。1~2月はセール在庫の不足などの影響で新規獲得に苦戦したが、3月以降は集客プロモーションの積極展開や春夏物需要の上昇により好転したという。

「ファッションECの成長余地はまだ大きい。AIは、かつてのスマートフォン普及以上のインパクトを持ち得る技術で、ファッションECの構造自体を大きく変えかねない。AIを活用した”似合う”体験の進化やZOZOTOWNの利便性向上を通じて、こうした変化を中期的な成長に取り込み、より幅広い層の獲得につなげたい」(澤田宏太郎CEO)と話した。

2027年3月期の商品取扱高は同2.0%増の6796億円、売上高は同5.9%増の2419億円を計画している。

中期経営計画では、事業領域を国内既存事業の「More Fashion領域」、国内新規事業の「Near Fashion領域」、海外の「Global領域」の三つに定義し、2030年3月期に調整後EBITA900億円を目指す。

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