CLOSE
CLOSE

2026.05.18

ニュース

化粧品

ナリス化粧品、日焼け止めの新技術で特許 粉体高配合と耐水性を両立

前腕内側部へ塗布直後のべたつき感の比較 紙片の付着を確認 左:乳化系の液状日焼け止め 右:研究品

化粧品訪販のナリス化粧品(本社大阪府、村岡弘義社長)は4月30日、液状の日焼け止めについて、サラサラとした質感を生む「粉体」を高配合しながら、高い安定性と耐水性を維持する新技術を開発し、特許を取得したと明らかにした。近年の猛暑化で需要が高まるミスト・スプレー型日焼け止めの使用感向上に、大きく寄与する画期的な手法になるとしている。

日焼け止め市場では、利便性の高いミストやスプレー剤型の需要が拡大している。ただ、快適な使用感に欠かせない粉体を液状処方に大量に加えると、粉末が底に沈んで固まりやすく、スプレーの目詰まりや使用感の悪化を招くという課題があったという。

速乾性を高めるためにアルコール比率を上げると、消防法上の「危険物」に該当する場合があるという製造上の制約も存在していた。

今回の特許技術は、三つの課題を同時に解決したことが成果だという。

「安定性の確保」「耐水性と密着性の向上」「汎用的な製造プロセス」の三つだそうだ。


▲耐水性の確認


▲着色した研究品を塗布30分後にティシューで10回擦り取ったもの


ナリス化粧品は1993年にスプレー型日焼け止めを発売した。今回の技術確立により、酷暑環境下でも簡便かつ快適に使用できる次世代製品の開発が加速すると期待しているという。

無料メールマガジン登録 人気の記事や編集部のおすすめ記事を配信
登録することで、個人情報保護方針に同意したものとみなされます。

タグ:

おすすめの記事

PICK UP


人気の記事

RANKING

新聞のご紹介

日本流通産業新聞

詳細・購読はこちら