コマースプラットフォーム「Shopify(ショッピファイ)」を日本で展開するShopify Japan(本社東京都、馬場道生カントリーマネージャー)は5月11日、AIエージェント時代の新たな商取引基盤の構築を進める共通技術標準「UCP」の策定・普及を目指す組織にアマゾン、Meta(メタ)、マイクロソフト、セールスフォース、ストライプが新たに参画したと発表した。
「Universal Commerce Protocol(UCP)Tech Council」は、AIエージェントが商品検索や購買を担う「エージェンティックコマース」に対応するため、共通かつオープンな技術標準の策定を進める組織だ。既にグーグルやハンドメイドECのEtsy(エッツィー)、米小売り大手のターゲットなどが創設メンバーとして参加している。
AIエージェントが購買体験の主要なインターフェースとなりつつある中、各プラットフォームが独自仕様で動作すれば、相互運用性の確保が難しくなる。UCPは商品発見からカート構築、決済、購入後対応までを統一的な仕組みで接続し、プラットフォームや決済事業者をまたいだ一貫したコマース体験の実現を目指す。
GoogleのAds&Commerce担当VP/GMのヴィディヤ・スリニヴァサン氏は、「共通かつオープンな標準のもとに業界が結集していることを誇りに思う」とコメントした。
Shopifyのプロダクト担当VPのバネッサ・リー氏も「AIによる新たな購買体験を実現するには、小売事業者やアプリケーション間の明確な標準が不可欠」と強調した。
Shopify Japanは、今回の大手IT企業の参画によって、UCPがエージェンティックコマースの業界標準として普及する流れが一段と加速するとみている。
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