サニックスホールディングスの子会社であるサニックス資源開発グループ(本社東京都、代表取締役社長 武井秀樹)は、2026年5月13日、有機性汚泥を原料とした新製品「固形燃料REBON(リボン)」を開発したと発表した。
環境省が2026年3月27日に公表した「産業廃棄物の排出及び処理状況等(令和5年度実績)」によれば、汚泥は産業廃棄物の中で最も多く、排出量は1億5854万トン、全体の42.1%を占めている。
サニックス資源開発グループは、東海地方以西の飲食店や食品工場などから排出される汚泥を年間約76175トン(2024年度)受け入れている。このうち、処理過程で発生する有機性脱水汚泥は約11283トン(2024年度)となっており、その一部を原料として「固形燃料REBON」を生産している。年間生産量は900トンを見込むという。
「固形燃料REBON」は、石炭の代替燃料としての利用が想定されている。発熱量は石炭が28000kJ/kg(6700kcal/kg)前後であるのに対し、「REBON」は21000kJ/kg(5000kcal/kg)以上(乾試料ベース)とされている。灰分は石炭が10~15%、「REBON」は25%以下、硫黄分は石炭が0.3~1.0%、「REBON」は0.4%以下、塩素分は石炭が0.1%以下、「REBON」は0.2%以下とされる。1トン燃焼時のCO2排出量は石炭が約2.4トン、「REBON」は約1.7トンとされており、サニックス資源開発グループはカーボンニュートラルへの貢献を強調している。
同グループは2018年、グリストラップ汚泥から重油の代替品である「再生油Bio®」を製品化し、販売を開始した。現在は「再生油Bio®」をさらに精製し、持続可能な航空燃料(SAF)の原料開発にも取り組んでいるという。これらの製品は、脱炭素社会の実現や循環型社会の構築に寄与するとされている。
サニックス資源開発グループは、産業廃棄物から再生燃料へのリサイクル事業を通じて、企業の脱炭素社会への取り組みを支援し、循環型社会の実現を目指すとしている。
※本記事の制作にあたってAIを活用しています。
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