ベルーナ、2026年3月期 売上3.4%増の2180億円
ベルーナの2026年3月期の連結業績における売上高は、前期比3.4%増の2180億9800万円だった。プロパティ・ホテル事業が大幅に増収となり、業績拡大をけん引している。通販領域では、アパレル雑貨事業、化粧品健康食品事業が減収となり、グルメ事業は増収となった。
グロース領域の筆頭であるプロパティ・ホテル事業では、売上高が同38.3%増の497億円、セグメント利益は同62.7%増85億5300万円だった。国内旅行需要の高まりや訪日外客数が増加したことなどにより大幅な増収増益となった。訪日中国人観光客の減少による影響は限定的だった。
グロース領域に位置付けている化粧品健康食品事業では、売上高が同17.4%減の114億3900万円、セグメント利益は同2.3%増の7億3500万円となった。化粧品通販事業において、新規顧客の獲得数減少や新規購入者の定期コースへの引上げ率低下などにより減収につながった。一方で、非効率な広告宣伝を控え収益性の確保を優先したため増益となった。
健康食品通販事業においては、新規顧客の獲得効率改善は不十分であったものの、既存顧客の定期コース継続率が改善傾向となったため減収増益だった。
サステナブル領域としているアパレル・雑貨事業では、売上高は同7.9%減の689億1000万円、セグメント損失は4億800万円(前年同期は16億9600万円のセグメント損失)となった。原材料・資材価格の高止まりを受け、仕入原価が上昇する中、DM配送費の値上げの影響も受けた。収益性を重視し紙媒体の発行数量を減らすなど広告宣伝費の抑制を図った。不採算事業であったファッションECモール、インポートブランド品ECサイトのサービスを終了したことで減収となったが、損失幅は縮小できたという。
グルメ事業では、売上高が同5.2%増の337億3600万円、セグメント利益は同5.1%増の13億1600万円となった。グルメ通販では、食品頒布ジャンルが好調に推移したことに加え、卸売上の増加が増収に寄与した。一方で、原価率の高い卸売上の構成比が上昇したことなどにより減益となった。ワイン通販事業においては、円安の影響により原価率は悪化したものの、新規顧客獲得が好調に推移したため増収増益となった。
2027年3月期における連結業績予想では、売上高を同1.3%増の2210億円に伸ばす計画だ。営業利益は同6.2%増の175億円、経常利益は同1.4%増の165億円、当期純利益を同4.0%増の120億円と予想している。
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