発表会の冒頭に三橋英記社長が登壇し、ファンケルの長期的な主力注力領域として、「老化への挑戦」に注力する方針を明らかにした。
同社では2026年3月、長期経営構想「ファンケル・ビジョン2035(FV2035)」を発表していた。三橋社長は今回の発表会で、「FV2035のR&D戦略において、私たちは美と健康を追求し、未来のお客さまニーズに応えることを掲げた。今後、老化研究を長期的かつ主要な注力領域に位置づけ、強化・拡大していく」と方針を示した。
「社会全体の老化への向き合い方を根底から変える挑戦。年齢を重ねることで悩む人をなくしたいという思いで、私たちはウェルエイジングのフロントランナーとして、さまざまな人々や社会と共に、年を重ねることが楽しみになる社会を実現していく」とも話した。
新CMに井川遥起用
CMでは、ファンケルの研究員と井川遥の対談を通じて、「老化細胞」をテーマにした最先端研究について発信している。年齢を重ねることについて、前向きなメッセージを届けるという。発表会には井川遥が登壇し、CM撮影時のエピソードを紹介。「ウェルエイジプレミアム」を披露した。
ファンケル研究員とのクロストークなども行った。井川自身、同製品を、夜寝る前に飲んでおり、生活に取り入れているのだという。「翌日にすぐ実感があったのが本当に驚いた」と語った。
計画比4倍の売上に
「ウェルエイジ プレミアム」は2025年4月の販売開始から1カ月で計画比4倍の売り上げを記録。一時販売を停止せざるを得ないほどの売れ行きで、ファンケル史上最大の反響があったという。
同製品の機能性関与成分は「キンミズヒキ由来アグリモール類」だ。同成分が老化細胞(分裂が停止し、体内に蓄積する細胞)に働きかけるのだという。同成分が「疲れを感じやすい中高年の一時的な疲労感を軽減し、前向きな気分を維持する」ことを世界で初めてヒト臨床試験で確認した機能性表示食品だとしている。価格は税込5870円(30日分・30粒入り)。2035年には同製品の売り上げを100億円規模にすることを目標に、継続的に投資を行い、フラグシップ商品として育成していくとしている。
