宅配チャネルは、「ヤクルト1000類」を中心に、新規客開拓を進め、既存客に対する継続飲用の促進を図った。YL数は2025年9月末時点と比べ719人減の2万9934人、ヤクルトビューティ(YB)は20人増の2839人だった。
化粧品事業は、基礎化粧品「ラクトデュウ」シリーズから、2025年10月に「ラクトデュウ S.E.マスク」を発売。高機能基礎化粧品「パラビオ」シリーズから、12月と2026年2月にベースメイク3品目をリニューアルした。その結果、売上高は同1.2%減の69億7400万円だった。
2027年3月期は、ヤクルト本社の宅配顧客向けアプリ「ヤクルトアプリ」の導入を進めて、340万軒の顧客に対するDX戦略を進めるほか、シニア向け施設の入居者や事業所などの取引先、約100万人のユーザーを抱える「ヤクルトウエルネスオンライン」とのチャネルミックスにより顧客接点を広げる。
資本コストを意識した経営を目指し「企業価値向上委員会」を設置する。商品政策や価格戦略、チャネルミックスの考え方、YLのビジネスモデルなどを含めて検討し、ガバナンス体制の強化を図る。
「ヤクルト1000類」の販売本数については、1日当たり前期比0.5%増の182万本を目指す。「ヤクルト1000」シリーズについては、前期比1%減の280万本とした。
三谷亮太宅配営業部長はYL数が3万人を割り込んだことについて「車両の大型化や扶養外のYLが増えていくことで、YL1人あたりの販売本数の維持・拡大を見込める。単価や継続率は安定しているが、YLが減少することで新規顧客獲得において前年比で3割減となっている。6月から休眠客の開拓に力を入れていきたい」と話した。
