ソリューション事業の売上高は、同20.4%増の376億500万円だった。物流代行の新規顧客の獲得が好調に推移している。2025年6月に新たな物流拠点「SLCつくば」を開設したことも奏功した。
セグメント利益は同76.5%増の15億7000万円になった。不採算構造の是正するため、料金の値上げや条件変更などを実施し、収益性が改善した。
通販事業の売上高は、同6.0%減の366億6200万円だった。顧客数減少と物価高や市場トレンドの変化を背景に、最盛期である夏から盛夏にかけて受注に苦戦した。セグメント利益は同19.8%減の41億8100万円になった。在庫処分や円安の影響により利益率が低下した。
eコマース事業の売上高は、同0.2%増の153億1200万円だった。ECモール内の価格競争などで収益性が悪化し、並行輸入事業、旅行事業といった不採算事業から撤退した。一方、防災意識の高まりを背景に、防災関連商材は好調に推移した。セグメント利益は同136.0%増の3億8500万円になった。
鶴見知久社長は、「2025年度はビジネスモデルにおいて、新しい方向へ踏み出した年となった。これまでは生協事業の1本足で戦ってきたのに対し、BtoB型であるソリューション事業の売上高が通販事業と肩を並べるまでに成長した。BtoC事業の売上比率は2割を切っており、もはや『通販企業に分類される企業ではない』と考えている」と話した。
中長期ビジョンに掲げた「ダイレクトソリューションカンパニー」として、今後もビジネスモデルの変革を推進し、収益力の向上を図る方針だ。
