国内ECに関しては、日本においてアニメ文化の捉え方が変化していると感じているという。
「アニメを見る層は年々拡大しており、さらに今や『推し活』や『ぬい活(ぬいぐるみを主役にした撮影や外出)』といった、言葉も出てきている。アニメはもう特定の世代だけではなく、幅広い世代にとって、愛される文化になっている」(広報PR室統括・岩永梓氏)と話す。
直近では、「あみあみ」において、主力商品のフィギュア以外にも複数の商品カテゴリーを用意し、各カテゴリーの商品数を増やすことで、さまざまな需要に対応している。
同社はECサイトだけでなく、都内の秋葉原と池袋に実店舗を展開している。実店舗は訪日外国人からの来店にもつながっているという。過去「あみあみ」で購入したことがある海外の顧客が日本を訪れる際に実店舗を訪れたり、家族連れなどが立ち寄ってくれるケースも多いとしている。
越境ECに関しては、米国関税の影響で、売り上げの減少はあったが、会社として想定内に収まったと捉えているという。
「当社は顧客への安定的な供給体制の維持を最優先の課題とした。従来利用していなかった輸送サービスを追加して代替輸送手段の確保を進めるとともに、出荷状況や対応方針について顧客とコミュニケーションを取ることで、信頼関係の維持に努めた」(同)と説明する。
