ミライスピーカー(本社東京都、山地浩社長)が展開するイヤカフ型集音器「ミライスピーカー・イヤー」が、クラウドファンディングサイト「GRREN FUNDING(グリーンファンディング)」での支援総額が4億円を突破した。グリーンファンディングの歴代支援金額ランキングでも5位に入っている(2026年6月9日現在)。製品の特徴や、クラウドファンディングの反響について、山地浩社長に話を聞いた。
集音器というカテゴリーでいうと、NTTグループが2025年12月にグリーンファンディングに出品し、2億5000万円を集めていた。同じカテゴリーとして、そこが一つのベンチマークだった。
「ミライスピーカー・イヤー」はこれまでの集音器と比べ、軽量なことが特徴だ。さらにイヤカフ型であるため、継続しての付け心地も良く、メガネに干渉することもない。他社製品には負けない集音器であるという自信があった。
集音器というカテゴリーはまだまだ知名度が低く、家電量販店などでも専用に売り場があるわけではない。そういった点もウェブでのヒットにつながったのではないか。
今後はリアルでの展開も
現在、当社で販売している、聞こえにくさを解消するスピーカー「ミライスピーカー」は、家電量販店にも多くの販路を持っている。2026年4月からは韓国の家電量販店でも取り扱いを開始した。
今後は、その販路を生かし、ミライスピーカー・イヤーを、ミライスピーカーと並べて販売するなどして、集音器としての知名度を拡大していきたいと考えている。
スピーカーは家庭で1台が基本だが、集音器は一人一台の需要がある。外出時の需要なども考えると、集音器はスピーカーを大きく上回る需要があるはずだ。
現在の売り上げとしてはミライスピーカーのほうが高いが、今後はミライスピーカー・イヤーの売り上げが上回るのではないか。
グリーンファンディング内の歴代ランキングは現在5位。期間が残り1カ月あると考えると、まだまだ伸びる余地はある。一つでも順位を上げ、グリーンファンディングの成功事例として、名を残せる商品になればと思う。
