今回のランチョンセミナーでは、電解水透析システムの導入事例や、透析患者における疲労とエネルギー代謝に関する研究成果が発表される予定である。新小岩クリニック副院長の西尾信一郎氏が「当院における電解水透析システムの導入と今後の期待」について、聖路加国際大学研究管理部客員研究員の中山昌明氏が「透析疲労とエネルギー代謝〜見えてきた基本病態〜」について講演する。

▲電解水透析システムフローチャート
電解水透析は、従来の血液透析で大量に使用される水に、抗酸化作用が確認された「電解水素水」を応用した治療法とされる。日本トリムによると、2005年から東北大学などの研究機関と共同研究を進め、水素分子が抗酸化作用を発揮し生体適合性を高めることを明らかにしたという。2011年には「電解水透析システム」を発売し、2020年には標準化タイプの「電解水透析用水作製装置」も提供を開始した。2026年5月末時点で、日本国内37施設に導入され、累計1127床で利用されている。

▲昨年のランチョンセミナーの様子
同社が発表した研究論文では、電解水透析が血液透析患者の死亡や心脳血管合併症発症リスクの低減、透析関連疲労の原因とされる酸化ストレスの低減、重度の透析関連疲労感の軽減などが報告されている。これらの成果は、Renal Replacement TherapyやScientific Reportsなどの学術誌に掲載されている。

▲「電解水透析は血液透析患者の死亡・心脳血管合併症発症リスクを41%低減」
学術集会の会期中には、電解水透析を紹介するブースも設置され、来場者向けに最新の情報提供が行われる予定である。
※本記事の制作にあたってAIを活用しています。
