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2026.06.22

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【「値上げしたくない」が本音】シニアライフクリエイト、原料不足、物価高騰に苦悩続く

シニアライフクリエイト、原料不足、物価高騰に苦悩続く

高齢者向け配食サービスを展開するシニアライフクリエイト(本社東京都、高橋洋社長)は、仕入れ値の高騰により、毎月1400万円原価の上昇が確定している状況だ。収入を増やすことができない高齢者が顧客であることから値上げがしにくく、苦渋の決断を迫られている。

「おかずを1食10円、ご飯を50円値上げすることはできても、月に30食利用している人の場合、1800円の負担になる。働いている人にとっては、少し調整すればどうにかなる額かもしれないが、年金や生活保護で暮らす高齢者にとっては、影響が大きい。対面手渡し配達を原則にしていて生活状況が垣間見える分、心苦しく感じる」(三好学管理本部長)と吐露する。

年金受給額が変わらないのであれば、食事に対する助成金などのサポートがあれば、とも話す。顧客が食事を摂ることを止める選択をする可能性が見え、体力が低下していくのは想像に難くない。

ホルムズ海峡問題で容器に影響が出ている。同社は花柄などがプリントされた容器を使用しているが、シンナーが足りずトレーにフィルムを貼り付けることができないため、何もプリントされていない白黒の容器に変更することになる。ご飯の容器は塗装で白くしていたが、塗装ができないため半透明の容器で提供するという。

半透明容器で懸念されるのは、例えば髪の毛の上に容器を置いて食事をした後、容器に髪の毛が入っていたように見えてしまい誤解が生まれることだ。容器を変えることで、価格は30%上昇するという。

10月には最低賃金の引き上げが予定されている。加盟店は人件費の負担が増え、利益が減る。ご飯を50円値上げすると、1店舗当たり20万円増やすことができる算段になり、人件費への対応はでき、同社の利益は変わらない状況に持っていくことができるという。総菜を10円上げれば、同社の賃金を上げることもできるようになるが、客離れの心配や、加盟店の抵抗も懸念される。

原料不足、物価高騰に際した苦悩が続く。








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