「食品」「バッグ&トラベル」「ライフスタイル」の3カテゴリーで商品を展開する。バッグ&トラベルはオリジナル商品を中心とし、食品は既存の商品を発掘していく方向だ。
國分社長は「3カテゴリーを一つのブランドに結び付くことで、新たな商品の開発・開拓できると期待している。一年目は、新ブランドを浸透させ、一枚岩になってやっていきたい。今後は、『ANA MALL』や、メタバースプラットフォーム『ANA GranWhale』との協働・コラボの可能性もあり得る」と話した。
コロナ禍での苦戦や、顧客ニーズの変化を踏まえた新ブランド展開にしていく。ユーザーの需要を踏まえ、食品では、おつまみなどのジャンルに焦点を当てていくほか、バッグ・雑貨分野では、これまでのノウハウを生かしながらオリジナル商品を展開していく。
新ブランドの展開については「これまで各社の事業部で展開してきたブランドは、新ブランドに統合していく方針だ。今後、機内誌での展開もありうる。グループでの横のつながりを作り、ブランドを強化していきたい」(牛尾隆之リテール推進室副室長)とした。