Curly Me(カーリーミー、本社大阪府、カーリーガールリン代表)が展開するくせ毛特化のヘアケアブランド「Curly Me」は販売開始から3年で、広告費を掛けずに売り上げ2億円を達成した。今期(2026年10月期)は前期比約50%増となる3億円を見込んでいる。
同ブランドの成長の原動力となっているのが、根強いファンコミュニティーの存在だ。カーリーガールリン代表は創業当初からユーチューブを通じて、自身のくせ毛やライフスタイルを発信している。ブランドリニューアルの際は事前にSNSでアンケートを取るなど、ファンとともにブランドを作り上げる姿勢を貫いてきた。
くせ毛の当事者たちが持つ悩みやコンプレックスは、根深いものも多いのだという。幼少期にくせ毛の理解が得られず、大人に髪を刈り取られたり、清潔感がないと見られてしまったりすることがあるそうだ。
「私自身も子どものころはくせ毛で髪を下ろせず、ずっと一つにまとめていた。ブランドのファンは私を推してくれているというより、『くせ毛を生かして楽しもう』という、私の活動を推してくれていると思う」(カーリーガールリン代表)と話した。
さらに、ファンが自ら「この商品を扱ってほしい」と美容室に持ち込むこともあるという。営業担当が不在にもかかわらず、自然発生的に美容室への卸販売が増え、現在約85店舗で採用されている。
現在の販売チャネルは自社ECとアマゾンがそれぞれ約40%を占めている。今年からは自社ECのプラットフォームをBASEからShopifyに乗り換え、さらなる成長を目指すとしている。
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