従来の泡の強度を高める技術では、使用後のぬるつきや糸引き、界面活性剤の高配合による肌への刺激などが課題となっていた。
同社はこれらの課題を解決するため、三つの先進的なアプローチを組み合わせた新処方を確立したという。
高い洗浄力と肌のうるおい保持を両立させるために脂肪酸組成を最適化した。
さらに、特定のカチオン性高分子を最適なバランスで用いる新たなコアセルベーション技術により、これまでにない優れた吸着力と滑らかさ、保湿感を付与することに成功したという。
技術の核となるのが、微粒子を界面に吸着させて泡を安定させるピッカリング技術の応用だ。電荷を最適化した特定の粘土鉱物とカチオン性高分子の複合体が泡の膜を埋めるように整列し、膜自体を強固に固めることで、高い弾力性と持続性を実現したという。

▲ピッカリングのイメージ
この処方によって形成される泡は、アルファベットの「S字」を保ったまま自立するほどの強度を持ち、洗顔時に指と肌が直接接触するのを防ぐとしている。同社は、泡膜が壊れにくく安全で心地よい、摩擦レスな洗顔体験の提供を目指すという。
