Daigasグループは、蓄電池の活用で瞬時の電力需給を調整する「需給調整市場」などに参入するエネルギーマネジメントサービス「スマイ電池EX」の実現を検討している。同サービスは、太陽光発電が設置されている新築を対象に、需給調整市場、容量市場へ蓄電池の電力を供出するサービスとなっている。

▲機器個別計測のイメージ

▲目指すサービスイメージ

▲住友林業と本サービスを活用した住宅価値を向上させるための販売スキーム
昨今、電力の需給バランス維持が課題となっていて、需給調整市場や中長期の電力供給力を確保するための「容量市場」の役割が重要性を増しているという。2026年4月からは、需給調整市場が家庭の調整力による取引としても開放され、家庭用蓄電池の分散型エネルギーリソースの活用が期待されているという。
Daigasグループは、2050年のカーボンニュートラル実現に向けた取り組みを推進している。蓄電池事業においては、系統用蓄電池などをはじめ、2030年度までに蓄電池の運用規模を1000メガワットにすることを目指している。家庭用でも制御可能な蓄電池を拡大させて、電力需給の安定化に貢献していく。
京セラの新家庭用蓄電「エネレッツァプラスツー」は、世界で初めて量産化に成功した半固体クレイ型蓄電池を採用したという。消防法に基づく危険物確認評価試験において、非危険物判定を受けた高安全性も有する。さらに、充放電の頻度が高まる需給調整市場での活用を見据えて、2万サイクルの長寿命化を図り、電力需給の変動に瞬時に応じる充放電制御の性能も有しているという。

▲「Enerezza® PlusII」蓄電ユニット
