マンダム、二つのD2Cブランド開始 女性・男性用をEC限定で

メンズ化粧品メーカーのマンダムは1月と2月、EC限定のD2Cブランドを立て続けにリリースした。30～40代女性をターゲットにした「HOLIDEA（ホリーディア）」と、30代男性をターゲットにした「aono（アオノ）」だ。どちらのブランドも、仕事や家庭の面でライフステージに変化が訪れる世代をターゲットにしており、定期通販での展開をメインにするとしている。

マンダムではこれまで、店販用の商品の販売がほとんどだった。ECでのD2Cの領域を強化するというのが、2ブランドを発売した目的だという。

「ホリーディア」は、家庭や仕事が忙しく、自分の時間がなかなかとれないという女性に対して、効率よく癒しの時間を提供することを目的としたブランドだという。温泉に行ったような肌の仕上がりを体験できるというのがコンセプトだという。

クレンジングや化粧水、ニードルパッチなど4品をラインアップしている。価格は2800～5500円の中価格帯となっている。
　
「アオノ」は、マンダムとして初めて、メンズのオーガニックコスメブランドとして立ち上げたという。男性用化粧品市場にはオーガニックコスメブランドがほとんどなかったことから、開発したとしている。

30代の男性には、仕事や家庭での生活の変化とともに、肌の状態も変化が訪れるという。年齢による肌の変化をケアするというコンセプトだ。

美容液やローションなど4品を、3000～7000円の価格で設定している。4品のトライアルセットから定期購入へと引き上げるプランも提供している。