ポーラはこのほど、同社が2月14日に打ち出した、新たなサロンのビジネスモデル(以下新サロンモデル)について、戦略的意味を明らかにした。新サロンモデルの目的は、20代を中心とした若年層の効率的な開拓にあるのだという。駅前などの立地に新設するというサロン店舗は、すべてを直営にするのではなく、委託販売モデルのノウハウなども生かしながら運営していくとしている。
ポーラでは2月14日、ポーラブランドの発信を強化するために、新形態のサロン店舗を拡大していく戦略を打ち出した。大都市圏に、ハイグレードなエステサロンをオープンしていくという。地方都市においては、市場ポテンシャルの高い立地へと店舗を再配置し、利便性を向上させるとしている。
2027年までに、新規のサロン店舗数を300店舗にまで拡大する計画を打ち出している。
これまでも、都市部においては、20代顧客の比率が高い店舗があったという。
高級スキンケアライン「B・A」の愛用者には、比較的若い30~40代の女性も多かったとしている。
新サロンモデルではそういった、働く女性がアクセスしやすく、サービスの質の高い店舗を、顧客のライフスタイルに合った立地に再配置していく考えだという。
まずは2024年にオープンを計画している1店舗について、立ち上げ後に効果を検証するとしている。
将来的に300店舗出店するエステサロンについては、立地や条件などの絞り込みが進んでいるという。
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