筋肉は筋繊維と呼ばれる細長い細胞の束で構成されている。筋肉が傷つくと、筋衛星細胞が分裂し、筋芽細胞へと変化する。これらの筋芽細胞が融合して筋管を形成し、筋管が成長・成熟することで筋繊維が再生される。しかし、加齢によってこの過程が遅れると、筋肉の再生が難しくなり、筋力の低下やたるみにつながるとされる。
同社は、筋肉への直接的な成分の浸透が難しいことから、皮膚の真皮繊維芽細胞に着目。皮膚細胞が分泌する成分が筋肉の成長にどのような影響を与えるかを調べるため、真皮繊維芽細胞に候補成分を添加して培養し、その分泌物(培養上清)を筋芽細胞に与えて筋管への成長度合いを比較する試験モデルを構築した。

▲筋肉の細胞の成長の仕組みと化粧品の研究
その結果、セイタカミロバラン果実エキスを加えた真皮繊維芽細胞の分泌物を用いた場合、細胞同士の融合が促進され、長い管状の筋管形成が確認されたという。無添加の場合と比較して、筋管の形成が進んだとしている。

▲セイタカミロバラン
同社は、セイタカミロバラン果実エキスが皮膚を通じて表情筋の衰えに働きかける化粧品成分としての応用が考えられるとしており、今後はヒトの皮膚におけるたるみ改善作用についても検証を進める方針を示している。
※本記事の制作にあたってAIを活用しています。
