化粧品訪販最大手のポーラ(本社東京都、及川美紀社長)の2023年12月期の売上高は、前期比2.2%増の984億9900万円だった。訪販やサロン販売を含む委託販売チャネルの売上高は、前期比3.9%減の608億7200万円となった。減収となったが、委託販売チャネルの顧客数の減少には歯止めを掛けられたとしている。
ポーラの2023年12月期の営業利益は、前期比7.5%減の115億5500万円となった。
委託販売チャネルの売上比率は、前期の65.7%から3.8ポイント低い、61.8%となった。「EC」と、百貨店・ホテルアメニティーなどの「BtoB」の売上比率が高まったとしている。
委託販売チャネルにおいては、顧客の購入単価が、前期から6.0ポイント高まったという。既存顧客のLTVを高める施策に注力したとしている。
顧客数については、前期比で7.2%減少した。国内のサロン店舗数は、前期末から168店舗減り、2666店舗となったという。
続きを読むには会員登録
(無料)が必要です。
会員登録していただくと、すべての記事が制限なく閲覧でき、
著者フォローや記事の保存機能など、便利な機能がご利用いただけます。
無料会員登録
会員の方はこちら