新築や既存建築物のZEB(ネット・ゼロ・エネルギー・ビル)化のコンサルティングなどを手掛けるZEB(本社岡山県、山口卓勇社長)は7月22日、太陽光発電や蓄電池の導入による自家消費率や電気料金の削減効果を、建物の実データに基づいて試算できるウェブアプリ「太陽光発電・蓄電池 自家消費シミュレーター」の提供を開始した。
電力会社から提供されるスマートメーターの30分値データを貼り付けるだけで、1年間の発電量や自家消費率、電気料金の削減額を30分単位で算出する。無料提供のプランと並行して、有料版も提供する。価格は、月額で税込1万1000円。
同社によれば、電気料金の高騰や売電単価の低下で、太陽光発電は「売る」から「自家消費する」時代に移行しているという。一方、効果は建物ごとに異なり、電気の使い方が違えば導入効果が変わるとしている。
同社が提供するアプリでは、30分単位で算出していくことで、1年分の計算を具体的な数字で表示できるという。
自家消費率を計算する場合は、住所や建物用途、太陽光発電と蓄電池の仕様を入力して、30分のデータを貼り付ける。年間と月別の自家消費率が試算できる。その他にも、蓄電池と売電の比較や、補助金の検討などにも活用できるという。
今後は、建物の脱炭素と経済性の両立を後押しするため、室内環境や省エネ、経済性をその場で確かめられるウェブアプリも順次公開していく予定としている。
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