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2024.02.24

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ダスキン、2023年4-12月期家庭訪販売上は2.3%減 営業専任 新規客開拓に成果

ダスキンの2023年4-12月期(第3四半期)における訪販グループの業績は、主力のクリーンサービス事業が減収したため、売上高は前年同期比0.7%減の822億2600万円だった。営業利益は、「RFID(電子タグ)」の取り付けに伴う原価上昇により、同52.3%減の37億2300万円だった。家庭訪販事業の売上高は同2.3%減だった。

訪販グループは、マット・モップへの「RFID(電子タグ)」の取り付けを本格化させたほか、クリーンサービス事業で、新規顧客の契約を目指すための「家庭用営業専任組織」の加盟店への拡大を図った。新規顧客開拓に成果を挙げつつあり、顧客の減少幅は縮小しつつあるとしている。

家庭向け商品は、リニューアル後に販売が好調だった「ロボットクリーナーSiRo」、モップ商品、蛇口直結タイプの小型浄水器の売り上げが減少したほか、前期で価格改定前の駆け込み需要があった台所用スポンジなどの売り上げが減少した。

ケアサービス事業(役務提供サービス)のお客様売り上げは、「ホームリペア」(住まいのピンポイント補修)は減少したが、「サービスマスター」(プロのお掃除サービス)では、エアコンクリーニングが好調に推移した。「メリーメイド」(家事代行サービス)、「ターミニックス」(害虫獣の駆除と総合衛生管理)、「トータルグリーン」(緑と花のお手入れサービス)は定期サービスが好調に推移した。

健康食品や化粧品を販売する「ヘルス&ビューティー事業」の売上高は同1.3%減の14億1800万円だった。




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