体型補正下着をメイン商材にネットワークビジネス(NB)を展開するグラント・イーワンズ(本社福井県、稲井田章治社長)は、組織拡大に向けた取り組みを加速させている。8月8日には、本社直営のサロンを福岡にオープン。8月から12月にかけて、ヒト絨毛膜細胞純化培養液配合保湿クリーム「モナオール」の300グラムサイズをはじめ3製品を続々と発売する。9月12日には、ベトナムで、グラント・イーワンズベトナムをグランドオープンするという。同社の稲井田社長に話を聞いた。
──新商品を発売するということだが。
今夏から年末にかけて3製品を発売する。
まずは8月に「モナオール」の300グラムサイズを発売する。「モナオール」はヒト絨毛膜細胞純化培養液配合の保湿クリームだ。昨年7月ごろに、30グラムタイプを発売した。私自身が当時、体の悩みから、高品質な保湿クリームの必要性を感じており、いわば自分のために開発した商品だ。発売したところ、子どもに使いたいといった人も多く、ニーズが大きいことが分かった。そのため、大容量の300グラムサイズを発売することにした。大容量にすることで、容量当たりの単価を大幅に抑えている。
11月には、EMS(筋電気刺激)機能付きのガードルを発売する。EMSの有用性はすでに多くの人が知っている。当社のEMSガードルは、水やオイルを事前に塗らなくても、着用するだけで利用できる。
12月にはリカバリーウエアを発売する。上下セットで、光電子繊維を使っている。寝間着としても使用できるし、外出時に着ることもできる。
──新商品を今後も続々と開発していくのか。
ちょっと前に大型の新商品を続々と発売した時期があったが、ああいった形での新製品の大量発売は行わない。
──他にも新たな取り組みはあるか。
8月8日に、本社直営のLALA(ララ)サロンを、福岡・南区に開設する。本社直営のサロンとしては、東京・半蔵門のサロン=写真=に続き2店舗目だ。セミナールームや試着室を備えており、事業説明会や商品勉強会などを毎日開催していく。昨年、オープンした東京・半蔵門のサロンが大変好評だったことから、福岡にも開設することになった。

▲東京・半蔵門のLALAサロン
もともとは、トップリーダーで、当社の副社長も務めている百合本知子さんが10年以上前に、大阪・心斎橋に開設したサロンが原点だ。心斎橋のサロンがあったことで、そこから大きく組織が伸びた。東京のサロンも、今回開設する、九州のサロンも、内装のデザインなどは大阪のサロンと同じにしている。
拠点がないとビジネス展開がしにくいと感じる会員は少なくない。サロンは会員にとって心のよりどころにもなる。会員のビジネス展開の支援のためのサロン開設だ。
グラント・イーワンズのビジネスカードを新たに作る取り組みも進めている。
──どのような取り組みか。
これまでも当社独自のビジネスカードはあったが、さらに会員にとっての利便性を向上させ、新たなビジネスカードの発行を始める。10月には発行を開始できる見通しだ。
マスターカードの加盟店で利用できる。グラント・イーワンズの会員で、個人事業主もしくは法人であることが条件だ。与信をクリアすれば、一律最高500万円まで使用できる。商品の仕入れに使うこともできる。商品を買えばポイントが付与される。年会費は無料となっている。
ひとまず、1万枚の発行を目指している。
販売員育成に注力
──現在の課題についても聞きたい。
2025年9月期は、伸び悩んだ部分があった。2024年9月期に、新商品を多数発売し、大幅な増収を記録した。2025年9月期は、新製品の発売を行わなかったため、その反動が生じた部分があった。
──課題にどのように対応していくか。
新商品を出して売り上げを伸ばすというのは、長い目で見たときに続かない。代理店をしっかりと育てていく必要がある。現在は、販売員の育成に注力している。
特に力を入れているのが、若手の育成だ。当社では、40代以下の会員しか参加できない研修「次世代GSS(グラント・ステージアップ・セミナー)」を各地域で開催している。セミナーに参加できる年齢をあえて限定することによって、若い層の会員がのびのびと意見を言い、実力を発揮できる環境を整えている。
──海外展開にも注力しているということだが。
9月12日に、グラント・イーワンズベトナムがグランドオープンを迎える。現地の有力会社との合弁会社を設立し、グランドオープンに向けた取り組みを進めてきた。ハノイに本社を置いている。
ベトナムは、今後の成長性が大いに期待できるため、期待をかけている。
