化粧品のサロン販売を手掛けるシーボンの4-6月期(第一四半期)の連結決算は、売上高が前年同期比1.6%増の22億2981万円となり微増収を確保した。一方で、ブランディング施策に伴う広告宣伝費や人件費の増加が嵩み、営業損益は629万円の赤字となった。前年同期は、3083万円の黒字だった。
2027年3月期を初年度とする新中期経営計画として、顧客体験価値の向上や店舗オペレーションの効率化を推進した。人材育成面ではラーニング・マネジメント・システム(LMS)の活用や、外部講師による講習会を実施し、カウンセリング力を強化した。
有力美容誌とのタイアップ企画などを展開し、新規顧客の購入単価は前年同期比10.2%上昇した。
接客体制の改善に向けては、2026年4月から、60分で完了する「60プレトライアル」を全店に導入し、施術時間の短縮とリソース最適化を図っていた。あわせて、トライアルプランの価格を1500円から3500円へ改定したことで、新規来店数は前年同期比0.1%減少したものの、継続性の高い優良顧客の獲得につながったとしている。
月1回以上来店する継続顧客数は同2.2%増加し、質を重視した顧客基盤の構築が進展している。
店舗展開においては、2026年5月にトリートメント専門店「イマトリ大森店」へヘアサロンを併設し、「シーボンヘアサロン ニーフ大森店」として新装オープンした。相互送客による顧客単価の引き上げと新規客層の開拓を目指すとしている。
直営店舗の売り上げが同1.0%増の20億8004万円と堅調に推移したものの、採用増や賞与増による人件費の負担増に加え、認知度拡大に向けた広告宣伝費が増加したことが利益を押し下げた。
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