ポーラ、従業員の「暗闇体験」試験で幸福感が向上したと発表

ポーラは2月28日、従業員54人が参加した「暗闇体験」の実証試験において、幸福感の向上がみられたとする結果を発表した。

「暗闇体験」は一般社団法人ダイアローグ・ジャパン・ソサエティ（所在地東京都）が実施するもので、完全に光を遮断し、複数のグループがさまざまなシーンを体験する。暗闇の中で対話の大切さや五感の豊かさを感じることができる。

プログラム体験者にアンケートを実施したところ、自尊感情、他社との相互扶助、好奇心が増しており、これらの感情が幸福感に結びついているとした。体験から2週間後もこうした感情が持続している人もいた。

体験者からは「感受性が豊かになった」「リフレッシュできた」「人を頼ってもいいんだと自分の弱さを肯定できた」などの声があがった。

試験は「ポーラ幸せ研究所」と「POLAイノベーションセンター」が実施した。