水宅配ブランド「クリクラ」を展開するナックの2026年4-6月期(第1四半期)決算によると、クリクラ事業の売上高が前年同期比で微増となり、営業利益は大幅な増加を記録した。クリクラボトルの価格改定効果に加え、直営部門でのボトル消費量の増加や小型浄水型ウォーターサーバー「putio(プティオ)」の顧客件数が順調に増加したことが業績を大きく押し上げた。
部門別の売上高を見ると、直営部門は前年同期比3.9%増の26億9900万円となった。ボトル価格の改定に加え、1件あたりのボトル消費量が増加したことが増収に寄与したとしている。
オンライン販売を中心に展開する小型浄水型ウォーターサーバー「プティオ」の顧客件数も順調に推移し、前年同期比で増加した。
一方、加盟店部門の売上高は同1.7%減の10億8300万円と、微減となった。ボトルの価格改定や新型サーバーの販売による増収効果はあったものの、前年同期に発生していた浄水サーバーの一括購入需要に対する反動減が響いた。
これらの結果、クリクラ事業全体の営業利益は前年同期比36.0%増の4億3500万円と大幅な増益を達成した。
同社では現在、クリクラ事業の更なる成長に向けた施策を精力的に推進している。ラストワンマイルを担う配送員のスキルアップを目的に動画教育ツールを活用している。複数台のウォーターサーバーを契約するプランを導入し、顧客定着率の向上およびLTV(顧客生涯価値)の最大化を図っている。
システムインフラである「クリクラプラットフォーム(CrePF)」の加盟店への導入拡大を進めており、本部への情報集約を通じてブランド価値の向上を目指す考えだ。
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