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2024.03.01

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アダストリア、23区初のOMO型店舗 会員獲得数は2倍、都心出店を強化

アダストリア ドットエスティストア事業部長 新井和路氏

アダストリアは2月23日、東京23区初となるOMO型店舗「ドットエスティストア」を都内・浅草に開設した。初日はサンリオとのコラボ商品をそろえ、キャラクターとのグリーティングイベントを開催し、早朝から来店待ちの列ができた。ドットエスティストア事業部長 新井和路氏は、「『ドットエスティストア』における1店舗平均の会員獲得数は、通常店舗の約2倍。今後は都心の出店を強化する」と話す。

「ドットエスティストア」はアダストリアグループのECサイト「.st(ドットエスティ)」と連携し、EC・実店舗それぞれのメリットを融合したOMO型店舗。第1号店を2021年に開設し、これまでに全国10店舗に拡大してきた。今回、オープンした「ドットエスティストア 浅草ROX・3G店」が11店舗目となる。

「『ドットエスティストア』における1店舗平均の会員獲得数は、年間3000~5000人ある。『ドットエスティストア』を展開してからお客さまのアクティブ比率が10%ぐらい増えている」(ドットエスティストア事業部長 新井和路氏)と手応えを語る。


▲初日から日本のファンや海外顧客で盛況
 
「浅草ROX・3G店」は、浅草ROX・3Gの1階に位置している。店舗面積は約528.9平方メートルあり、「GLOBAL WORK(グローバルワーク)」「niko and(ニコアンド)」「LOWRYS FARM(ローリーズファーム)」など30を超えるブランドを横断的に確認し、試着し、購入できる。

これまで地方を中心に「ドットエスティストア」を展開してきた。今回、東京23区に初めて出店した。

「マーケットが大きい都心に展開することの期待も大きい。インバウンドの取り込みにも有効だ。今後、都心も重点的に出店していく。『ドットエスティストア』ができることで、近隣のブランド店舗と食い合うのではなく、相乗効果があることも分かっている。ターミナル駅の施設などへも出店したい。これまでにない規模の店舗も計画している」(同)と言う。




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