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2026.09.04

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健康食品

明治、膣内フローラの検査キット発売 数年で年商10億円へ

(写真左から)明治 免疫・消化管機能研究G 専任課長 柳樂明佳氏と東京大学産婦人科 元教授 堤治氏

食品メーカーの明治は1日、女性の妊娠前からのヘルスケア(プレコンセプションケア)を支援する新たなサービスとして、膣(ちつ)内フローラチェックキット「マイラクト」を自社公式ECサイト「ミラマル」で発売した。同社が進める個人の健康状態を可視化する「見える化シリーズ」の第3弾となり、数年内に同シリーズ全体で年商10億円規模の事業への育成を目指す。

「マイラクト」は、自宅で採取した検体から膣内の菌相バランスを測定・可視化する検査サービス。特に、女性の健康や妊娠・出産に深く関与するとされる善玉菌「ラクトバチルス属(乳酸菌)」の占有率を分析し、90%以上を良好な状態の目安として判定する。さらに、生活習慣に関するアンケート結果と合わせ、食生活や睡眠、ストレスケアといった具体的な改善アドバイスを提示する仕組みだ。

背景には、働く女性の増加やライフスタイルの変化に伴う女性特有の健康課題がある。経済産業省の試算によると、フェムケア・フェムテック領域における社会的関心が高まる中、妊娠・出産を望む女性の早期ケアや不妊治療支援への需要が急増している。研究分野でも、膣内および子宮内のラクトバチルス属が優勢な環境にある女性ほど、妊娠率や出産に至る割合が高いことが明らかになってきたという。

明治はこれまで乳酸菌領域で蓄積した高い技術と知見を強みに、免疫チェックや腸内フローラ検査「インナーガーデン」を展開してきた。今回の「マイラクト」投入により、これまで十分に向き合いきれていなかった、妊娠前のヘルスケア領域へ本格参入する。今後は検査結果に応じたケアソリューションの提案なども展開し、女性の生涯にわたるライフステージの変化を継続的にサポートする事業基盤の確立を図る考えだ。

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