物価上昇を背景に消費者の価格意識が高まる中、豊富な品ぞろえや利便性、価格競争力を備えた事業者が市場拡大をけん引した。
市場では事業環境の変化も進んでいる。AIを活用した業務効率化や顧客体験の向上に取り組む動きが広がるほか、越境ECの利用拡大など、通販・EC市場の構造にも変化がみられる。
一方、通販・ECの利用拡大に伴って消費者トラブルの増加もみられる。JADMAは、事業者に対して消費者から長期的な信頼を得られる商品・サービスの提供がこれまで以上に求められると指摘している。
今回の調査は、JADMAの会員企業を対象とした「第44回通信販売企業実態調査」の回答に加え、各種調査から売上高を推計できる有力な非会員企業431社の売上高を加えて算出した。調査期間は2026年6月25日~8月17日。推計値は衣料品、雑貨、化粧品、健康食品などの物販が中心となっている。
