テレビ通販企業大手のQVCジャパン(本社千葉県、伊藤淳史CEO)は2024年、地域創生や生産者応援を強調できる商品の品ぞろえを強化していく。さらなる売り上げの拡大と顧客獲得に注力していく。
QVCジャパンは、主に生鮮、総菜、加工食品、調味料、菓子、デザート、飲料、酒などの食品全般を取り扱っている。常温品、冷蔵品、冷凍品で配送が可能な商品を用意している。
食品を取り扱う理由については、「24時間のテレビショッピングとして幅広いカテゴリーを紹介してバラエティー豊富な番組を楽しんでもらうこと。テレビやECを通じて商品の背景やストーリーをビジュアルで伝える強みがあること。気に入った商品を再び購入する顧客も多く、繰り返しQVCを視聴いただけることが関係している」(QVCジャパン マーチャンダイジング キッチン&フードチーム・マネージャー)と説明する。
その中で食品を取り扱う上で、特に(1)明確な差別化や商品のストーリーが強い商材(2)生産背景がしっかりしていて安定的な商品供給が可能な商材(3)商品を紹介する上で番組に出演するゲストが熱意をもって語れる商品――などにこだわり、他社と差別化を図っている。
QVCジャパンは2024年、食品カテゴリーにおいて、地域創生のほか、温活・腸活などヘルシーフードの品ぞろえ強化や、バラエティー豊富なスイーツブランドの販売強化に力を注いでいくという。
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