ナリス化粧品は9月29日、医薬部外品の有効成分であるトラネキサム酸とナイアシンアミドを高濃度で配合しながら、きしみ感を抑えた低粘度の美容液について、処方を安定化させる技術を確立したと発表した。半透明の外観と軽い使用感を備えるとしている。
低粘度で透明から半透明の美容液は、みずみずしさやべたつきの少なさを特徴とする一方、油分を多く含ませにくく、保湿感や濃厚な使用感を出しにくい。保存中に油滴が分離するなど、安定性にも課題があった。
トラネキサム酸とナイアシンアミドは、主に水に溶ける粉状の成分である。高濃度で併用すると、肌に塗布した際に水分の蒸散や成分の浸透によって成分が濃縮され、肌上に残った粉状成分などが摩擦による「きしみ感」を生じさせやすい。クリームや乳液では油分が粉状成分を覆うことで摩擦を抑えやすいが、油分の少ない低粘度の美容液ではきしみ感が出やすいという。
今回の処方では、同社がこれまで配合していなかったソルビトール発酵多糖液とシリコーン油誘導体を、高圧処理技術を応用して微細化した油分と共存させた。これにより、きしみ感を抑えながら半透明の美容液状を安定化させたとしている。
同社によると、この処方は美容液のほか、油分を含む透明から半透明の導入液、化粧水状美容液、ミストなどにも展開できる。レチノールやパンテノールを含む化粧料にも配合できることを確認した。
※本記事の制作にあたってAIを活用しています。
続きを読むには会員登録
(無料)が必要です。
会員登録していただくと、すべての記事が制限なく閲覧でき、
著者フォローや記事の保存機能など、便利な機能がご利用いただけます。