フィットネスブランド「VALX(バルクス)」を展開するVALX(本社東京都、只石昌幸社長)が5月に投入した新商品「ハイブリッドプロテイン」がヒットしている。発売から約4カ月間で累計販売数量は10万袋を超え、同商品の売上高は約4億円に達したという。同商品の発売以降、同社のアマゾンにおける売上高は前年同月比40%増を超える高い水準で推移しているという。
同商品は、原材料高騰が課題となる「ホエイ」と、健康志向の高まりで需要が急増する「ソイ(大豆)」を独自配合したプロテインだ。特許技術である「ミルキー・リッチ製法」を取り入れることで、ソイ特有の粉っぽさや独特の風味といった課題を解消。一食に必要なビタミン類も合わせて補給できる機能性と、継続しやすい美味しさを兼ね備えたとしている。
好調な販売を後押ししたのが、有料広告に依存せず、SNS上でユーザーやインフルエンサーを巻き込んだ独自のマーケティング手法だそうだ。「ホエイの価格高騰とソイ人気の加速」という市場環境に対し、ホエイ・ソイに続く”第3の選択肢”としてユーザーへ問いかける仕掛けを展開。発売前から関心を集めた。
その結果、発売直後から既存顧客を中心に購入が広がったほか、SNS上での自主的な口コミ拡散が新規購買を呼び込む好循環を創出したという。
同商品の展開は、ブランド全体の成長拡大にも大きく寄与している。自社ECでの新規顧客数は商品発売後に50%増加した。同社マーケティング課の古賀雅範課長は、「ハイブリッドプロテインをきっかけに、従来のホエイやソイ商品へ買い回りが広がるなど、クロスセル効果が顕著に表れている」と分析している。
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